まずはじめに、最近配信の頻度が落ち着いているのですが、これは別に配信を辞めたわけでもなく、これからも継続します。
また、この記事では、生配信を否定しているわけではなく、客観的にビジネスとして見たときの生配信とYouTubeの違いをただ述べているだけです。
ふわっちでの生配信の実績
僕が本格的に生配信を初めたのが、11月7日です。
この日は事故物件に入居した日。
僕が入居した事故物件について詳しくはこちら
https://youtu.be/DkjCSY26bgI
そんなこんなで事故物件に11月7日に入居してすぐに配信をはじめました。
配信アプリはふわっちを使いました。
そこから視聴者がかなり増えピーク時にはリアルタイム500人以上が視聴しているという状況に。
ちなみに今は最大瞬間風速もすっかり過ぎ去り、ふわっちでの、リアルタイムでの視聴は多くて3〜40人程度。少なくて10人くらいという状況です。
収益的には11月に配信を始めてから1ヶ月程で13万円程いきました。
実際、僕自身もこれには本当に驚いています。
「ふわっちすげえ!」って純粋に驚いています。
しかし、これはピークの話で、このピークが過ぎてからは全然。
実際には、一発屋とネット上では言われていますが、僕自身もそうだと思う。
と同時に、ふわっちなど配信系は企画力や切り口次第で、これまで完全に無名でも一瞬でブレイクする可能性があるという仕組みには本当に夢があります。
そして、目の前でアイテムが飛び交いそれが収益になるという仕組みも面白い。
ただ、1つだけ配信をしながらもずーっと気になる点が有りました。
ふわっちや生配信のビジネスモデル
生配信に関して気になっていた点。
それは、過去の配信動画が資産にならないという点です。
一部の大手の中でもトップクラスの人の場合、これは当てはまらないでしょうが、基本的に生配信というのは配信履歴やアーカイブは残せますが過去の動画は殆ど見られません。
生配信は何が起こるかわからないリアルタイムでのワクワク感や同じ時間を、配信者や他の視聴者と一緒に過ごすというポイントが醍醐味。
つまり過去動画はよほどのファンでない限り基本的には見られません。
ということは、過去動画は一応残せますが、それは殆どコンテンツにはなりにくい。そして、収益を得るためには配信し続けなければならないということです。
これが配信業の基本的なビジネスモデル。
もちろんそこから知名度を上げることができればグッズはもちろん、企業案件などもあり得るでしょう。
ただ、基本的には配信業は配信している間だけアイテムが飛び交い収益となるということです。配信している間だけ収益が得られるということを考えると、時給とも言えるかもしれません。
配信業は依存性が高い
それと、これは僕が配信をしながら感じたことなのですが、配信は依存性が高いと感じました。
配信の魅力は目の前のお金を得られるということ。一度配信の収益で味をしめてしまうと、なかなかこの配信の魅力からは抜け出せないなと感じました。
上記で紹介したように僕も本格的に始めた初月に13万の収益が得られた時、かなり魅力を感じていました。
魅力を感じると共に、「これを味わってしまうと、なかなか抜け出せないな」という依存性も同時に感じました。
YouTubeのビジネスモデル
しかし、YouTubeの場合は違います。
YouTubeの場合は、動画1つ1つがコンテンツとして蓄積されていき、それらが積み重なることでチャンネル登録者・視聴回数が増え、視聴者がファン化していきます。
過去の動画も見られるため、動画1つ1つが資産となります。
生配信のように、すぐに収益になるわけではありませんが、積み重ねていくことで、視聴者を増やしたりチャンネル登録者を増やすことで収益化申請をすることができるようになり、そこから動画に広告を貼れるようになります。
また、市場は生配信は基本的に日本のみですが、YouTubeの場合は全世界が対象です。
日本だけで考えてもYouTubeの市場規模と生配信の市場規模は何十倍もYouTubeのほうが大きいでしょう。
つまり、YouTubeは目の前の収益を稼ぐことは非常に難しいが、動画を資産化することができ、市場規模も生配信の何十倍も有るということです。
更に、YouTubeの収益の魅力として企業案件があります。
基本的にはチャンネル登録者数に応じて広告費用が企業から支払われるものですが、動画1本紹介するだけで、数十万円から数百万円もの報酬が得られるようです。
生配信とYouTubeを比較
本来全く別のビジネスモデルなので比較するのも少し変に感じる人も多いかもしれませんが無理やり比較してみました。
生配信ではいくつか配信アプリがありますが、2018年の売上No1の配信アプリSHOWROOMで比較してみます。
媒体 | SHOWROOM | YouTube |
市場規模 | 基本は国内 | 全世界 |
収益モデル | 配信中のアイテム・投げ銭 | Youtube広告 |
収益までの条件 | 特になし | 収益化申請に通過後 |
国内利用者数 | 150万人以上 | 6,288万人 |
SHOWROOMの150万人に関する情報源はこちら
YouTubeの6288万人に関する情報源はこちら
どちらかというと手っ取り早く稼ごうと思った場合や日銭を稼ごうと思った場合は圧倒的に生配信が有利です。上記で述べたように切り口や企画次第で全く無名な人でも一気に有名になり、収益を上げることが可能だからです。
しかし、配信動画のアーカイブは資産化が難しい為、収益を得られるのは基本的に配信中のみとなります。
逆にYouTubeの場合、目の前の収益を得る事には向いておらず、また、収益化の条件も年々厳しくなっており、収益を得られるようになるには、初めにかなりの努力が必要。
しかし、国内利用者数だけを見ても市場規模が10倍以上。全世界の月間視聴者数は15億人以上という事を考えれば100倍以上の市場です。(15億人の情報源はこちら)
仮にYouTubeチャンネル登録者100万人達成することができれば、年収は数千万円も夢ではない世界です。
また、動画の本数が増え、チャンネル登録者も増えて収益も安定化すれば配信をしていない間でも収益を得ることができる、一種の権利ビジネスに近いのも魅力です。
YouTubeは収益化までの苦労は非常に大変で難しい道のりですが、市場規模を考えると、YouTuberのほうが個人的には圧倒的に夢があると言えると思います。
配信業とYouTuberを両立している人
TOPの配信者としてコレコレさん・みずにゃんさん…etc
この人達はもう天才だと思う。
こんな感じで上手く配信とYouTuberを両立している人たちもいます。
ちなみに、配信業からYouTuberに移行したいけどなかなか移行できないという人が結構多いようです。眼の前の収益が稼げてる状況だったらその気持もわかります。
それと、配信しながらYouTuberってホント大変です。というか難しい。
一回配信して、その録画をそのまま無編集でYouTubeにアップして視聴回数を稼ごうと思うと、本当に一部のトップ配信者でない限り恐らく厳しいです。
もちろん、配信一本で生活すると決めてしまえば、YouTuberになる必要もないので、結局は自分次第なんですけどね。僕自身としては、「配信一本で。」とはなかなか感じられなかったのが正直なところです。
まとめ
ということで以上、生配信とYouTubeのビジネスモデルの違いでした。
YouTubeと生配信どちらで稼ぎたいと考えるのも個人それぞれの自由ですが、僕はこれからYouTubeに力を入れていきたいと考えています。
とは言え、冒頭でもお伝えしたように生配信を今後辞めるという訳ではありませんので今後も配信は継続するつもりです。
生配信・YouTubeどちらで稼ぐか、迷っている方に少しでも参考になれば幸いです。